ネットショップの財務の管理

2011.06.06

○○さんは、即答しました。「財務に目をつけたのはとてもよいことです。そこまでご理解いただけているのでしたら、再建はなんとかなるのではないでしょうか?再建と言っても、倒産したわけでも、破産したわけでもないのですから、粗利益さえきちんと出せれば、なんとかなると思います。月次の決算ですが、うちはTKCのシステムを使っていますが、FX2というソフトを導入していただければ簡単に作れるのですよ。もちろん、きちんと売上、仕入れ、出納、経費を入力すれば、ですけどね」「あ、うち、今TKCの税理士さんにお願いしているのですが、そんなことできていませんよ。帳簿も手書きだし。月次決算なんてまったく出せなかった」「このシステムって、とっても便利なのですよ。月次でバランスシートも、損益計算書も、業績評価もできるのです。会社の成績表みたいなものね。最初は協力しますから、ぜひ導入なさって、月次決算を出していきましょう」ああ、これだ。このレスポンス。これが欲しかったのです。どこかの記事で読んだことがあるけど、大手のIT企業さんで、たしか月末で締めて、翌月の5日までには前月の月次決算資料が出力される仕組みを使っているとのこと。そうして、即時対策を練って、当月に反映するらしい。これができれば、確かに毎月の予測が立てやすいばかりでなく、中長期での予測がつく。でもそんなシステムはとっても高価なのだろうな、と思っていたら、月々レンタルで可能らしい。しかも自分かすでにお世話になっているところでそういうことができたなんて。「では、早速お願いします。現行の税理士さんとの引き継ぎはどのようにしたらいいのですか?」「それも同じTKCだから、データの移行は簡単ですね。すぐに連絡をとって引き継ぎしましょう」「よろしくお願いします」「こちらこそ」顧問料も今までと同じでやってくれるとのこと。本当にありがたい。今まで、以前の税理士さんで、とってもとっても疑問だったことがあります。それは、帳簿が手書きだ、ということなのです。これが、パソコン等でデータ入力できれば、一つのデータを入力しさえすれば、それこそ月次の決算書が出せるし、分析もできるんじゃないかな?と思っていたのです。実際、うちの受注システムでは、お客様からの注文入力データで、受注処理から伝票発行、送り状の印刷、売り掛けチェック、そして購入履歴まで、すべて使い回しができます。これこそがIT化の最も得意とするところであり、いわゆるナレッジ・マネジメントという概念のはずです。同様に、財務についても、売上、仕入れ、経費等を入力しさえすれば、月次の決算から資金繰り表、年度末の決算報告書等まですべて活用できるはずだ、とずっと思っていたのです。やっぱりできたのだ。決して今までの税理士さんが悪いわけではなく、今まで行動に移せなかった自分が怠惰だったのだ。でも、このタイミングで税理士さんを代えることができて、本当によかった。多分、当初は大変だけど、きっと数字が明るくなるぞ。期待に胸を高鳴らせながら原宿のオフィスをあとにしました。さあ、これでネットショップの財務の管理もめどがたちました!