チームの全員がその人(患者)を中心に考え、自分達はみんな第一に患者に“力を貸す”のであると理解している必要がある。もしも患者が彼のために組んだ計画を理解しなかったり、受け入れなかったり、また計画に参加しなかったりすると、医療チームの労力は大いに浪費されることになる。患者が自分のことを自分でする、健康についての情報を見つける、あるいは指示された療法を実行もする、などを早くできるようになればなるほど、その結果はよいのである。実際のところ、理性ある成人は、選択は自分自身でするものと常時思っていて当然である。彼が賢明な選択をするにあたって必要とする援助を与えるのが医療チームの責任である。チームが患者に信頼されており、また彼の状態が重篤である場合は、患者はおそらく自分に代わって決断してもらうことを望むが、だからといって自分は他人のなすがままであるとはけっして思わないはずである。要するに、決定的な要因となるのは患者の自覚および健康的養生法を選び取ろうとする願望である。体力や意思力あるいは知識が不足しているために、“完全な”、“無傷の”、あるいは自立した人間として欠けるところのある患者に対してその足りない部分の担い手になる、という看護師の概念は狭いではないかとみる向きもあるかもしれない。しかし、考えてみればみるほど、このように定義された看護師の機能は複雑なものであることがわかってくる。
[DODAナース転職情報]
看護師の求人なら、看護師の転職支援サービス DODAナース
http://nurse.doda.jp/