コインパーキング事業の全貌

2011.06.06

地主、運営者、ドライバー、三者なからにいいことずくめのようだが、それにはきちんとした裏付けが用意されている。専門家は次のように話す。「当社は、駐車料金の“価格破壊”をめざし、実践しています。この業界の一番のリスクは、どんないい場所であっても、お客さまが入らないかぎり商売が成立しないということです。駐車場は、高ければ絶対に埋まらない。リピートも期待できない。大事なのは回転ですからね。一〇〇円で何分停められるかが重要なのです」説明を加えよう。要は、時間貸駐車場(コインパーキング)としての使い勝手のよさをアピールする点にある。一〇〇円玉で何分駐車できるかを優先させる。一時間三〇〇円とせず、あえて二〇分一〇〇円をうたりわけだ。「この刻みをやらないと、手軽に停めてもらえない。なぜかといえば、駐車する行為というのは、やはり面倒くさいというのが根底にあるからです。安さが訴求力になるし、二〇分刻み一〇〇円というわかりやすさ。ここがタイムズ・パーキングの強みでもあるわけです」二〇分一〇〇円計算で、一日八時間の稼働とするなら、一ヵ月七万二〇〇〇円の売り上げとなる。かりに地代が月額三万円ならば、駐車機器の償却費、集金コストなどを除いても十分ペイすると専門家は話している。通常、二上二人必要とする常駐係員がいらないうえに、二四時間営業が逆にこの低料金を可能にしたともいえるだろう。「本音をいうなら、たしかに高い料金でやりたい部分もあります。しかし、駐車違反をなくし、だれでもが手軽に停められるには、やはり低料金の駐車場ということになるでしょう。これがタイムズ・パーキングの原点だと思います。安い駐車場を点在させる。それでなければ、これからの駐車場経営というのは成り立たないのではないでしょうか」一〇〇円単位の格安駐車場チェーンなるほど急激に増殖するだけの理由がある。

コインパーキングの運営について
http://www.ypark.co.jp/
駐車場メンテナンスの詳細
http://www.sanko-c.jp/